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骨を再生する治療を行なっています。

2023.02.01
姫路市今宿の歯科医院 ひめじオリビエ歯科クリニックの松本です。

歯を抜いた穴をそのままにしておくと、抜いた穴は周りの骨を徐々に溶かしながら最終的には平坦になっていきます。
つまり、抜いたところをそのままにしておくと徐々に周囲の骨が溶けて、その部分が陥没したような状態になります。
そのような状態になると

・抜いたままでは穴が空いているので食べかすが挟まりやすい、それによる不快感や口臭が起きやすい

・隣の歯と歯茎のラインが不揃いになり、審美的な問題を生じる

・ブリッジや入れ歯を作成しても歯がない部分が陥没しているため、食べ物が挟まりやすい、汚れがたまりやすくなる
 →結果的に周りの歯が虫歯や歯周病になりやすくなる

・インプラントをする際には追加での骨造成術が必要になり、治療期間・費用・体への侵襲が大きくなりやすい

などのデメリットがあります。

当院では骨補填剤という骨を再生する材料を使用し、歯を抜いたところに入れる事でそれらの状況を回避する治療を行なっています。(写真は骨補填剤という粉状の材料です。)歯を抜かざるを得なくなった全ての方にこの治療を推奨しています。

歯を抜くしかないと言われた、痛みがなかなか引かないという方はCTや歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)などで本当に抜歯が必要かを診断してから治療を行います。

歯の調子が悪い方は一度受診されてはいかがでしょうか?

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